6月29日(木)10時30分より所属する国際文化観光・スポーツ常任委員会に出席し、質疑を行いました。私の所属するこの委員会は、行政側では国際文化観光局とスポーツ局の2つの局を所管します。
本日の議題は、
●議案関係
・6月補正予算について
→両局ともエネルギー価格の高騰による県民ホール及びスポーツ施設の運営費を増額するものです。
●報告関係報告事項
・かながわ国際施策推進指針の改定骨子案について
・かながわ文化芸術振興計画の改定骨子案について
・神奈川県立県民ホールについて・新たな総合計画の策定について
・神奈川県の公立中学校における部活動の地域移行にかかる方針(仮称)(素案)について
・スポーツ施策の推進について
いただいた質問時間約30分の中で、
・スポーツツーリズムの推進について
・コロナ後を見据えたオーバーツーリズム対策
の2点について質疑及び要望をしました。
スポーツツーリズムの推進については今年度、サイクルツーリズムの促進として10ほどのルート選定やアプリ開発を行うということで、その内容について詳細に質疑するとともに事業の成果をできるだけデータに基づいて評価するように求めました。
オーバーツーリズムについてですが、4月の外国人観光客の入国制限撤廃や5月の新型コロナウイルス感染症5類移行により、今後観光需要が拡大してくることが見込まれます。インバウンドを見据えた環境整備と同時に、観光により自然環境や地域生活への影響を及ぼすオーバーツーリズムへの取り組みが必要となります。
県としてのオーバーツーリズムへの取り組みについて、昨年より導入しているスマホのGPS情報による人流データを活用しての分析を引き続き行い、観光客の周遊と分散をうながすと答弁がありました。さらに平成24年から「観光の核づくり事業」として三浦・大山・大磯の3地域の魅力拡大を進めてきた内容に触れて、3大観光地である横浜・鎌倉・箱根から観光客が足を延ばしたくなるような施策及び支援を引き続き要望しました。 事前の準備から、委員会当日の進行など町議会とは全く違うやり方に戸惑いながらの質疑でしたが、やっと県議会議員としての仕事をさせていただいた思いです。今回の委員会質疑での経験を次回に生かせるように取り組みたいと思います。
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